ネクストエンジンで扱っている全商品の売上情報を自動でGoogleスプレッドシートに書き出す方法

ネットショップを運営する上で、各商品の売れ行きのチェックは在庫切れを起こさないための大切な作業です。
特に売れ筋商品の在庫を切らしてしまうと検索順位も下がります。
ですので、神経質にならざるを得ない業務であり、担当者が常に気を張っている例も多いのではないでしょうか。
多くのEC事業者は、各モールや受注管理システムからダウンロードした受注CSVデータをExcelやGoogleスプレッドシートなどで取りまとめ、各社のフォーマットに合わせて売れ行きの予測を立てて仕入れの数量などを決めています。

特に新商品の発売時やキャンペーン商品、売れ筋商品は売れ行きの動向が気になります。
しかし、上記の画像のようなデータをダウンロードし、関数等を利用して集計する作業は、1回につき数十分は取られてしまうこともあります。
本当は、毎日この数字が見たいのにも関わらず、やむなく週に1度や月に2回程度に留めているEC事業者も多いようです。
自分達が見たい数字を抽出するためのこの作業は、ネクストエンジンの標準機能では自動化できません。
しかし「Tetra」というネクストエンジンのアプリを活用すれば、ネクストエンジンの受注データを毎日Googleスプレッドシートに自分が思うような形で書き出し、見たい時にいつでも最新の売上推移を見られるようになります。
売上データの推移を常に追えるようにすることで、適切なタイミングでの広告投下や、仕入れ精度の改善といった効果があり、売上や利益率の向上が見込めます。
また、自動化することで人の手によるミスを防ぎ、さらに集計に当てていた作業時間を他のより生産的な業務に割り当てられます。
Googleスプレッドシートに毎日自動でデータを書き出せる「Tetra」とは
Tetraは、ネットショップ運営者が、様々なサービスや条件を組み合わせ、オリジナルの業務効率化ツールを自分で作れるクラウドサービスです。
プログラミングの経験がなくても、日々のタスクを自動化するツールを自分の手で簡単に作ることができます。
また、ネットショップの運営をする上で一般的に発生する様々なタスクは予めテンプレート化されており、”ネクストエンジンのデータをGoogleスプレッドシートに書き出す”というタスクも、テンプレートとして提供されています。
その中で、特に受注データを書き出すこのテンプレートに沿って必要な情報を埋めていくだけで、今日からでもすぐに売上の集計作業を自動化することができます。

このテンプレートでは、下記のプロセスを自動で実行します。
- 毎朝5時に昨日分の受注を取得
- データを自分が見たい形に整形
- 予め集計用として作成したGoogleスプレッドシートに書き出し
下記の画像のように、どの行にどんなデータを入れるかを任意で指定できるため、必要な情報だけを簡単に取り出せます。

【上記設定時の書き出しイメージ】

【書き出しデータを元に集計したイメージ】

下記のリンクでは、書き出したデータを元に、集計シートを作るための関数をサンプルとして記入していますので、参考としてご利用ください。
【集計用Googleスプレッドシートサンプル】
ただし、このテンプレートだけでは、前日にキャンセルになった注文も売上として計上されてしまいます。そこで「前日のキャンセル情報をGoogleスプレッドシートに書き込む」というテンプレートも併せて設定し、同じシート(上記リンク内”data”)に数値をマイナスにした上で書き出すことで、正確な売上の算出が可能になります。
シートの作成からテンプレートの設定までは、早ければ数十分程度で完了します。ネクストエンジン、Googoleスプレッドシートとの接続設定の後、手順に従ってテキスト入力やデータ選択を行うだけで、毎日の売上集計作業が自動化されます。
Tetraは、30日間無料でのトライアルができますので、ぜひこのテンプレートを活用して、自分自身で業務効率化ツールを作る感覚を実感してください。
「Tetra」無料トライアルの詳細はこちら
他にも様々な業務を自動・効率化
Tetraでは、複数のパーツを接続して何らかの処理を実行する一連の流れを「フレーズ」と呼び、フレーズは「ノート」という、メール送信、条件分岐、他サービスとの連携(ネクストエンジン、Chatwork、Googleスプレッドシートほか多数)などのアクションを行うパーツから構成されています。
このノートの組み合わせ方や設定方法次第で出来ることが無数に広がるため、既存サービスでは実現できなかったような自社ならではの細かい業務まで自動化できるのがTetraの特徴です。
ネットショップを運営している方々の実際の業務を元にしたテンプレートを活用し、業務の効率化を実現するだけでなく、テンプレートのカスタマイズや、一からフレーズを組み立てて自社ならではのオリジナルツールを作成することもできます。
ぜひ一度、Tetraで今必要なツールを自分で作る体験をしてみてください。
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